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第4回「しずおか町並みゼミ」 in 岡部 [町づくり]

今日出かけたところ。

岡部町にある、駿岡社(すんこうしゃ)というお茶屋さんの以前の建物。
2/16(土)ここで、第4回「しずおか町並みゼミ」が開かれました。
今回主催されたのが、以前、「リビング静岡」でもご紹介した
岡部町の「ちょっといっぷく岡部塾」の皆さん。
http://blog.so-net.ne.jp/parapon/2007-11-04
そのつながりで、ぱらぽんも参加させていただくことに。
せっかくなので、富士の「まちの駅」の活動でがんばっていらっしゃる
「よしっわらのはて」さんを誘ってみました。


はじまりはじまり。司会は塩見寛さん。
最初は…、ゲストにゴン父こと、中山儀助さんを迎えて、
「ちょっといっぷく岡部塾」副代表の本多正行さんとの対談。

岡部弁が飛び交い、人柄あふれるお話、楽しかったです。

次は建築士さんが、駿岡社の古いお茶工場の建物を解説してくださいました。

この建物は、昭和15年に建てられた、貴重な物で、
それ以前からあった工場を増築したもの。
工場は、木造平屋建、切妻造、桟瓦葺、外壁押縁下見板張です。


製茶機械が入る広い空間が必要なことから、
小屋組に洋小屋のクィーンポストトラスという工法を用いているとか。
東海道沿いに、このような産業的建造物が残っているのは、珍しいのだそう。
岡部町の宿場としての特徴の説明も。

それを踏まえて、昼食後は、まち歩き。
ぱらぽんは、念願の藍染め工房、増井隆夫さんのお宅を見せていただく。

本藍の瓶が8つ。
毎日、夕方にかき混ぜるのが、日課だそう。
藍を発酵させた「すくも」はこちら。徳島から仕入れるのだそう。

このすくもが溶かされて、瓶の中に入っています。


藍の瓶。

浮かんでいるのが、藍の花。
藍って生きているんですねえ。

次は、民家の座敷をお借りしての「座敷談義」。
私のグループは、中山儀助さんちにて!

ラッキーにもお家の中を見せてくださいました。
昔からの建物を、数年前にリフォームして、見事に復元なさいました。
素晴らしいお宅です。床等の塗装は柿渋が使われているそう。
儀助さんも毎日手伝ったのだそうです。

2階の窓。格子が美しいです。

障子の桟にも、かわいい彫刻が・・・。


再び、駿岡社に集まって、岡部町の玉露で、つゆ茶を味わう。
はあ~っ、おいしかった~。
右側まん中の茶色のお帽子の方が、「よしっわらのはて」さん。
富士市、吉原を元気にしている、頑張り屋さん。
このブログでもおなじみの「かぐやさん」とも大の仲良しです。

最後に、「座敷談義」の報告と意見交換!
有意義なご意見がいっぱい!
どこの街づくりもいろいろな問題を抱えていて、
そのいくつかは、共通点がありました。
皆さん、とっても熱心で、ぱらぽんびっくり♪

そうそう、雑誌「sizo:ka」6号に掲載された「新居町」の、
「新居関所周辺まちづくりの会」の方々もいらしていました。
次回の「しずおか町並みゼミ」は、新居町で開催だそうです。
う~ん、興味津々♪


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あまのじゃくな、A型です。

画像満載で、一日の様子がよくわかりますね。感心、感心。
でも一つ残念なのが、昼のお弁当の画像がないこと。私は、いつも昼の弁当とか、泊まった朝の朝食とか、そういうのを必ず撮影します。この日の昼のおいしかった弁当も撮影しましたよ。
あっ、忘れてましたけど、初めまして。
よろしくね・・・・
by あまのじゃくな、A型です。 (2008-02-18 21:46) 

あまのじゃくな、A型さん、ようこそ「ごきげんぱらぽん」へ。
そうなのそうなの、いつも食事の写真撮るの忘れるんです!
気が付くと、食べ始めていて…。
この日は、お昼を食べながら、
別件の打ち合わせもしていたものですから、忘れました!
これから気を付けますね。

一祥庵さんのお弁当、あの日のは特注だったんですよ!
いつものメニューではなかったので、それもわくわくでした。
(でも、撮るの忘れちゃったんです。)
A型さんは、「さえみどり」グループだった方ですか?
これからも、どうぞよろしく♪お願いします。
by (2008-02-18 22:47) 

三五郎

行きたかったア!
by 三五郎 (2008-02-19 10:18) 

よしっわらのはて

お誘い頂きありがとうございました。
寒かったですが、ぱらぼんさんとのんびり
岡部の宿場を散策できて楽しかったです。
吉原宿に比べると宿場の風情がたくさん残っていますね。
宿場のすぐそばまで山際が迫っているなんて
吉原では考えられない光景です。
吉原もそうですが、大型バスでわいわい人が来るような観光や
決められた場所でお仕着せのような体験をする講座よりも、
ちょっと小金持ちで、人とは違う体験をしたい旅行者が楽しめるような
企画のほうが良いかも。
そのような材料は、岡部には沢山あるような気がしました。
欧米人なんかはラストサムライのようなイメージを持っているから、
岡部の古い家屋で着物着れるだけでも大喜びなのでは?
吉原も往々にして誤解される名前を逆手にとって
中国人に誤解されたことはなはだしい「さゆり」風な町に・・・
それは無理かな?
by よしっわらのはて (2008-02-19 21:30) 

三五郎様、お誘いできなくてごめんなさい。
来年は、新居町だそうです。
情報が入りましたら、こちらでお知らせいたします。
来年こそ、ぜひ!
by (2008-02-19 23:09) 

よしっわらのはてさま、お疲れさまでした。
くわしくご案内できなくて、ごめんなさいね。
岡部の「まちの駅」がうまくいくように、先輩よろしくお願いします。
といってもぱらぽんは、岡部の町づくりにおいて、
何の権限もないのですけれど…。
ただ、勝手に応援するだけです!
吉原もいろいろな楽しみがあると思いますよ! 
応援しています♪
by (2008-02-19 23:14) 

土狸庵

お見事!
いつもながら素早く適格なレポートに感激しています。
でも、ちょっと頑張り過ぎじゃないかと心配も。
お身体大事に励んでくださいね。
(こんど『狸寝入りの秘術』伝授しましょうか?)
by 土狸庵 (2008-02-20 08:21) 

土狸庵先生、「寝たふり」と「死んだふり」の技は、よく使っています。
「死んだふり」は死んでないのだからいいのですが、
「寝たふり」は寝てないので、やっぱり疲れちゃいますね~。
「狸寝入り」だと、大丈夫かしらん?
by (2008-02-20 22:36) 

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