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「お茶缶ピンホールカメラ講座」 第2弾! [「お茶缶ピンホールカメラ」]

今日(1/24)は、雑誌「sizo:ka」の編集人、本間さとるさんによる
「お茶缶ピンホールカメラ講座」 第2弾!の日です。
01_23ピンホールカメラ.jpg
各自、撮影してきたピンホール写真の、いよいよ現像です。

印画紙の現像は、現像液、停止液、定着液、水洗の4段階で行われます。
各液はメーカーによっていろいろあるそうですが、
今日使ったのはこちら。

01_24現像液袋.jpg
まずは、現像液。
液体のもあるそうですが、これは粉末2種類(A・B)を水に溶かして使うもの。
01_24現像液.jpg
01_24現像液の粉末.jpg 01_24現像液を混ぜる.jpg
バットに粉末(A)を入れて、40℃くらいのぬるま湯(規定量)で溶きます。
次に、粉末(B)も入れて、同様に溶きます。

次は、停止液。
01_24停止液.jpg
これは酢酸液。つ~んと強いお酢のような臭いです。
これも規定量の水で、薄めます。

次は、定着液。
01_24定着液.jpg
これも規定量の水で、薄めます。

01_24液を作る.jpg
本間さんが3つの液を作っているところ。

それらを一祥庵の即席暗室に運びます。
窓と、出入り口を黒い布で覆って作りました。
暗室内はこんな感じ。
01_24暗室内部.jpg
左側にあるのは、赤い光の安全光。
印画紙は、赤い光の下では反応しにくいので、
暗室内では赤い光なら大丈夫だそうです。

皆さん順番に、暗室の中へお茶缶カメラを持ち込み、
暗室の中で開けて、撮影した印画紙を取り出して、現像液に浸けます。
白い印画紙から、少しずつ何かが浮き出てきます。
像が浮かび上がったら、次の停止液に浸します。
これは、印画紙についた現像液を中和して、その作用を停めるためのものだそう。
その後で、定着液に浸します。
この液に浸ければ、もう光に反応はしないので、電気を点けてもいいそうです。

01_24Yさん定着.jpg
Yさんの像。

01_24Oさん定着.jpg
Oさんの像。

取り出した印画紙を、ぞうきんに乗せて水道まで運び、流水で液を流します。
タオルで水を切ったところ。
01_24Yさんネガタオル.jpg
Yさんのネガ。柏屋の中庭から一祥庵を撮影。
01_24Yさんカーブ.jpg
お茶缶カメラの中では、印画紙がこの様にカーブした状態で撮影されるので、
現像してみると、中央が大きくゆがんで見えるのだそう。

01_24Oさんネガタオル.jpg
Oさんのネガ。柏屋横の公園の水車。
ピンホールカメラの特徴とも言える、ゆっくり廻っている水車が高速回転のように見えます。
像がはっきりしなかったのは、ピンホールの穴が真円ではなかったから、だそうです。
とっても繊細なのですね。

これはネガなので、別の印画紙に焼き付けるプリントの作業があるのですが、
皆さんもっと撮影してみたいので、しばらく期間をおくことに。
作品がたまったら、改めてプリントの講座をしてもらうことになりました。

そこで皆さん、再び印画紙をセットして、中庭等で撮影。
すぐに暗室で現像できるのは、いいですね~。
露出時間が短かったようなので、それをふまえてもう一回!
これって、ハマッタってことでしょうか!?

一祥庵で行う「ピンホールカメラ講座」♪
やってみたくなった方は、いらっしゃいますか?
何人か集まったら、また講座を開いてくださるそうです。
一祥庵・女将さんまでお問い合わせください!
TEL 054-667-5215 
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コメント 2

じょんじょん

ハイ、ハーイ!
やってみたいです(^-^)/
お茶缶のカーブ、とても、ゆったりした時間が流れているような
ステキな写真になるんですねぇ。
学生のころ暗室ですっっっぱいにおいに包まれながら
現像したことあります。楽しかったなぁ(>v<)
機会がありましたら、ぜひ☆
by じょんじょん (2009-01-25 23:45) 

ぱらぽん

じょんじょんさん、うれしいです!

次の講座が決まりましたら、またここでお知らせします。
じょんじょんさんの都合のいい日をお知らせくださると
確率が高くなります。
第3候補くらいまで、教えてくださいね。

そしたらお目にかかれますね♪
お会いしたら、似顔絵話をお聞きしたいです!!

by ぱらぽん (2009-01-25 23:55) 

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