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畳ができあがるまで その6 [タタミベンチ]

*** 畳ができあがるまで その6 ***

「その5」で縁布の裏を上にして、縁を縫いました。
46_折りクセ.jpg
次には、縁布と縁下紙を表に返します。
縁下紙の表側の色は、黒いんですよ。
このとき、千枚通しのような「縁引き」の柄の部分を使って、
しっかり折りクセを付けます。

47_折る.jpg
ほら、いつも見ている畳の縁になってきましたね!

48_タッカー.jpg
縁の端の部分は、タッカーで留めます。
上に乗っているのが、その針です。

次は、縁布の反対側の始末です。

49_斜めに.jpg
この両用機、すごいところは、作業台が斜めになるところ!
普通のミシンでは、考えられません。
縁布の端の部分を、ジグザグにかがり縫いします。

50_裏紙.jpg
その時に、畳の裏の端の部分に4.5cm幅のシートを当てて、
一緒に縫い止めます。
つまり、縁の始末と同時に、そのシートも取り付けられるわけです。

51_ミシン.jpg
縫っています!

52_縫い終わり.jpg
縫い終わったところ。

53_縫い目横から.jpg
横から見たところ。

54_縫い目下から.jpg
下から見たところ。

この細いシートを一緒に縫うのは、どうしてでしょう?
框側は、畳表の端が裏側まで渡っています。
畳の置き方は縦横いろいろなので、框側と縁側が並ぶときに段差がないように、
このシートを一緒に縫い込むのだそうです。

この続きは、「畳ができあがるまで その7」で!
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