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畳ができあがるまで その5 [タタミベンチ]

*** 畳ができあがるまで その5 ***

畳の短い辺、框(かまち)を縫う工程が終わり、
今度は、長い辺に縁を付ける作業に移ります。

37_寸法そろえ.jpg
長い辺の耳を切り落とすために、アルミの定規を印のところに合わせておきます。
「その1」で3ヶ所の切り取ったところです。

38_裁ち落とし.jpg
定規の横に縁引きを刺して、動かないように固定し、
余分な耳を裁ち落とします。

さあ、これからもうひとつの機械が登場します!
もうひとつの機械というのは、こちら。
39_縁縫い機.jpg
縫着機とか、両用機とかいうそうです。
両用とは、縁を縫うことと、縁を返して留めること、二つの作業をするからです。

この機械に作業中の畳をセットします。
41_縁縫い調整.jpg

40_縁セット.jpg
次に縁布と、縁をしっかりさせるための縁下紙を、
裏を上にしてセットします。

その2枚を引き出して、畳の端に沿わせ、調整します。
42_縁と縁下紙.jpg
これからこの機械で縫いますよ!

43_縁縫い.jpg
大きなミシンという感じ。

44_見守る.jpg
きちんと印どおりに縫えているか、職人の目と手が見守ります。

45_返し縫い.jpg
最後は、きちんと返し縫い!
これもお裁縫と一緒ですね。

この後、縁は、どうなるの???

それは、「畳ができあがるまで その6」で!
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