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山口久美子コンサート in 焼津市立総合病院 [ポストポリオ]

去る7/30(金)15:30~、焼津市立総合病院の玄関ホールで、
ソプラノ歌手山口久美子さんの「院内夏のコンサート」が行われました。

ぱらぽんは、できれば行きたかったのですが、
宿題が終わらなかったので、断念!申し訳ないなぁ~と思っていたら、
今朝(8/1)の朝日新聞の静岡版に記事が載っていたので、
ここにご紹介します。

0801_1.jpg

力の限り、歌う山口久美子さん♪
ステキな伴奏をしてくださるのは、岐部昭子さん♪


山口久美子さんは、幼い頃「ポリオ(小児マヒ)」にかかりましたが、
治療の後は元気に暮らしていました。
ところが、30代になったころから、原因不明の症状に苦しみ、
いろいろな病院を転々とした後で、
ご自身が「ポストポリオ症候群」と呼ばれる症状の患者であることが判明。

この病気は、幼い頃に「ポリオ」に感染した人が、その後元気に暮らしていたのに、
40~50代になってから、手足に痛みが走ったり、
筋力が低下して、日常生活にも支障を来すようになるものです。
最近認められた病気で、現在まだ効果的な治療法はありません。

むずかしいことは、筋肉の筋組織がだんだんと痩せて、
酷使していると、その筋組織が切れてしまい、
手や足を思うように使えなくなってしまうことです。
それを防ぐには…、
早くからその可能性に気づき、無理な使い方をしないこと。
まずポストポリオを熟知した医師の診察を受け、
自分の症状に合った補装具やリハビリメニューを作ってもらうことが必要です。
必要な、コルセットやサポーターなどの補助具を装着して生活し、
適切な指導の元に無理のないリハビリをすることにより、
筋力低下や筋萎縮の進行を遅らせることができます。
でも、知らないでいたら…、
残念な結果を起こしてしまう可能性があります。

久美子さんは、自分がこの事実を知るまでに、長い年月が掛かり、
不必要な治療や投薬も受けたこと、知らずに筋力を酷使してしまったこと、
などを踏まえて、少しでも早く、発病の可能性のある人に、
この事実を伝えたい!と、活動しています。
その、一つが「ドキュメンタリー」に記録してもらうことで、
その経緯などは、こちらで。
http://parapon.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300416983-1
このドキュメンタリー、民間放送連盟のコンテスト(?)で、
報道部門(関東、甲信越、静岡ブロック)で1位になったらしいです。
11月に全国大会があるそうです。

7/30のコンサート様子は、SBSの動画ニュースで見られます。
http://www.digisbs.com/tv/news/movie_s/20100730000000000078
何日かすると、見られなくなっちゃうと思いますが。

それから、8/8(日)焼津市文化会館の夏祭りで、
久美子さんのステージがあるそうです。
0808chirashiのコピー.jpg
前日の8/7(土)は、花実さんのステージがあるんですね。

皆さん、よかったら、ぜひお出かけください。

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キベッキー

病を抱えながら活動を続ける久美子さんを見ると
「私はもっとやれるんじゃない?」と後押しされる思いです。

健康であることに感謝しながら、私もがんばろう!

世界からポリオが消えることを祈ります。


by キベッキー (2010-08-01 22:09) 

ぱらぽん

キベッキーさん、いつもありがとうございます。
ホントに、皆さんのがんばりには、頭が下がります。
三線おやじも、すごく元気をもらっていました。
世界の人々が、元気で、楽しく過ごせる世の中に
なって欲しいと思います。
ぱらぽんも、できることを続けていきたいと思います。
by ぱらぽん (2010-08-01 22:21) 

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