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畳ができあがるまで その2 [タタミベンチ]

*** 畳ができあがるまで その2 ***

まず、初めに見ていただきたいのが、この機械。
06_框縫い機.jpg
「框(かまち)縫い機」
「框(かまち)」というのは、住宅用語では、
床の間や玄関など、床の高さが変わるところに渡す化粧材や、
建具の四辺を固める部材のことをいうそうですが、
畳では、畳縁(たたみへり)を付けていない、
短い辺をのことを「框」というそうです。
これは、その「框」を縫うまでの作業をする機械です。

この機械の上に、畳床を置きます。
07_長さの印付け.jpg
これは、長い方の寸法を測っているところ。
このものさしが、すごい!
先代のお父様が使っていた道具で、片側が鉤の手になっている木の棒に、
08_ものさしと印.jpg
尺のものさしがくっついているもの!

それから、それから…。


畳ができあがるまで その1 [タタミベンチ]

藤枝市北部、瀬戸谷にある杉山製畳さん、(小枝さんの旦那様、ミッタンさんのお店)で、
ぱらぽんが作りたい「タタミベンチ」の畳部分を作ってくださることになり、
1/13(水)に「作業をするよ!」と教えていただいたので、
カメラを片手にルポしてきました。

せっかくなので、なるべくくわしく、「畳ができあがるまで」を、
ご紹介したいと思います。

あらかじめお話しておきますが、ここで作っているのは、
タタミベンチ用の特注サイズの畳です。
一般の畳製作工程と違うところがあるのは、ご了承ください。
道具や工程の説明が、不十分なところもあると思います。
修正・訂正がありましたら、教えてくださいね!
ご連絡いただき次第、直します。

では、よろしくお願いいたします。

*** 畳ができあがるまで その1 ***

昔の畳は、畳床(たたみどこ)が藁(わら)ばかりだったようですが、
今では、いろいろなものがあるそうです。
ミッタンさんがおすすめしてくれたのは、こちら。
01_たたみボード.jpg
木の繊維で作られた「たたみボード」2枚の間に、
「ポリスチレンフォーム」という素材をはさんだ、サンドイッチ構造の畳床です。
その3枚がずれないように、何本ものステッチで縫ってあります。
その縫い目がほどけないように、ガムテープが貼ってあります。
この写真の後で、反対側も貼りました。

ぱらぽんがオーダーしたサイズは、幅50cm×長さ約180cm(採れるだけ)。
そこで幅は、50cm+裁ち落とし切り代(きりしろ)分でカット!
写真のアルミ製定規を当てて、カッターナイフで切るのだそう。
問屋さんから届いたこの畳床は、少し大きめにできていて、
施主さん宅の畳の寸法に合わせて、四方を切り落としながら、
注文のサイズぴったりに、作られていくそうです。

それから、それから…。


もう、畳がやってきた!! [タタミベンチ]

先日1/7に、「タタミベンチ」を作りたい!というお話をしました。
http://parapon.blog.so-net.ne.jp/2010-01-07

昨日(1/12)、小枝さんから、
「畳ですが、明日の午後に作りたいそうです。写真を撮られますか?」
というメールをいただきました。
ぱらぽんが、「タタミベンチ」を作る過程を紹介したいので、
できれば、畳を作るところからルポしたい!
とお願いしていたのです。

小枝さんの旦那様、杉山製畳さん(ミッタンさん)は、
快く受け入れてくださって、今日(1/13)見学させてもらいました。

畳の作り方を見るのは、初めて!!
大きな機械を操って、それはそれは素晴らしい畳ができあがりました。
ほら!

01_13畳来る.jpg

作っているところを見せてもらい、
それも、見ている間にできちゃうなんて!
畳屋さんってすごいっ!!!
今日もう、お持ち帰りできちゃったのよ!

ミッタンさん、小枝さん、ありがとうございました。
畳の作り方は、また改めてくわしく書かせていただきますからね!

ちなみに、「タタミベンチ」を置きたいところは、ここです。
01_13製作前.jpg

この資料の山、何とかせねば!
ベンチの下に収納できるはずです(たぶん)。
がんばります、ぽんぽん。
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