「タタミベンチ」ができあがるまで その1 [タタミベンチ]
「タタミベンチ」の畳の部分は、杉山製畳のミッタンさんのお陰で、
1/13に完成いたしました。
そのプロセスは、こちらで。さかのぼると、畳工程が出てきます。
http://parapon.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300878788-1
さて、いよいよベンチ部門!
ぱらぽんが作業をすることになったので、
なるべく楽に作れるように、三線おやじが設計し直しました。
設計図は、こんな感じ。
この図で、わかります?
図面をクリックすると、別枠で大きく見られます。
まあ、できあがりをお楽しみに、ブログを読んでくださいね。
材料は、DIYショップでたくさん並んでいるレッドパインの集成材とひのきの角材。
なんせ、ぱらぽんが作るので、もしも失敗しても惜しくないように、
なるべく気軽に扱えるものになりました。
集成材だとゆがみや狂いも少ないので、扱いやすいそうです。
ぱらぽんちがよく行くホームセンター「ジ*ンボエンチョー」では、
普段は有料の、大きな機械を使ったカットサービスが、
木曜日は「木」の日で、料金が無料になるので、お得です。
というわけで1/21(木)に、材料の板を買い、
作るサイズぴったりにカットしてもらいました。
1/13に完成いたしました。
そのプロセスは、こちらで。さかのぼると、畳工程が出てきます。
http://parapon.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300878788-1
さて、いよいよベンチ部門!
ぱらぽんが作業をすることになったので、
なるべく楽に作れるように、三線おやじが設計し直しました。
設計図は、こんな感じ。
この図で、わかります?
図面をクリックすると、別枠で大きく見られます。
まあ、できあがりをお楽しみに、ブログを読んでくださいね。
材料は、DIYショップでたくさん並んでいるレッドパインの集成材とひのきの角材。
なんせ、ぱらぽんが作るので、もしも失敗しても惜しくないように、
なるべく気軽に扱えるものになりました。
集成材だとゆがみや狂いも少ないので、扱いやすいそうです。
ぱらぽんちがよく行くホームセンター「ジ*ンボエンチョー」では、
普段は有料の、大きな機械を使ったカットサービスが、
木曜日は「木」の日で、料金が無料になるので、お得です。
というわけで1/21(木)に、材料の板を買い、
作るサイズぴったりにカットしてもらいました。
畳ができあがるまで その8 [タタミベンチ]
*** 畳ができあがるまで その8 ***
長々とルポさせていただきましたが、
ぱらぽんが特注した畳は、無事に完成いたしました。
忍耐強く読んでくださった方、ありがとうございました。
「その8」では、これまでにふれられなかったことをご紹介します。
これは、最初に畳床が乗っていた作業台です。
「台」と呼んでいるそうです。
以前は、施主宅にこの台を持っていき、
そのお宅の庭などで、畳替えの作業をしたのだそうです。
最近の畳替えは、朝取りに行って預かり、
お店で作業をして、夕方には納めに行くそうです。
こちらは、縁布のサンプル!
小枝さんが作る「縁バッグ」も並んでいます。
ぱらぽんが選んだ縁布は、こちら。
次は、畳床の変遷!
長々とルポさせていただきましたが、
ぱらぽんが特注した畳は、無事に完成いたしました。
忍耐強く読んでくださった方、ありがとうございました。
「その8」では、これまでにふれられなかったことをご紹介します。
これは、最初に畳床が乗っていた作業台です。
「台」と呼んでいるそうです。
以前は、施主宅にこの台を持っていき、
そのお宅の庭などで、畳替えの作業をしたのだそうです。
最近の畳替えは、朝取りに行って預かり、
お店で作業をして、夕方には納めに行くそうです。
こちらは、縁布のサンプル!
小枝さんが作る「縁バッグ」も並んでいます。
ぱらぽんが選んだ縁布は、こちら。
次は、畳床の変遷!
畳ができあがるまで その7 [タタミベンチ]
*** 畳のできあがるまで その7 ***
さて、片側の縁ができました!
ここでもう一度、畳の幅の寸法を測ります。
印どおりに、畳表をカットします。
端の部分をカットするのは、なんと包丁!
さて、片側の縁ができました!
ここでもう一度、畳の幅の寸法を測ります。
印どおりに、畳表をカットします。
端の部分をカットするのは、なんと包丁!
畳ができあがるまで その6 [タタミベンチ]
*** 畳ができあがるまで その6 ***
「その5」で縁布の裏を上にして、縁を縫いました。
次には、縁布と縁下紙を表に返します。
縁下紙の表側の色は、黒いんですよ。
このとき、千枚通しのような「縁引き」の柄の部分を使って、
しっかり折りクセを付けます。
ほら、いつも見ている畳の縁になってきましたね!
縁の端の部分は、タッカーで留めます。
上に乗っているのが、その針です。
「その5」で縁布の裏を上にして、縁を縫いました。
次には、縁布と縁下紙を表に返します。
縁下紙の表側の色は、黒いんですよ。
このとき、千枚通しのような「縁引き」の柄の部分を使って、
しっかり折りクセを付けます。
ほら、いつも見ている畳の縁になってきましたね!
縁の端の部分は、タッカーで留めます。
上に乗っているのが、その針です。
畳ができあがるまで その5 [タタミベンチ]
*** 畳ができあがるまで その5 ***
畳の短い辺、框(かまち)を縫う工程が終わり、
今度は、長い辺に縁を付ける作業に移ります。
長い辺の耳を切り落とすために、アルミの定規を印のところに合わせておきます。
「その1」で3ヶ所の切り取ったところです。
定規の横に縁引きを刺して、動かないように固定し、
余分な耳を裁ち落とします。
さあ、これからもうひとつの機械が登場します!
畳の短い辺、框(かまち)を縫う工程が終わり、
今度は、長い辺に縁を付ける作業に移ります。
長い辺の耳を切り落とすために、アルミの定規を印のところに合わせておきます。
「その1」で3ヶ所の切り取ったところです。
定規の横に縁引きを刺して、動かないように固定し、
余分な耳を裁ち落とします。
さあ、これからもうひとつの機械が登場します!
畳ができあがるまで その4 [タタミベンチ]
*** 畳ができあがるまで その4 ***
畳の框(かまち)部分を縫う機械は、こちら。
大きなミシンのようです。
上糸は、こちら。
下糸は、やはりミシンと同様、ボビンに巻かれ、ボビンケースもあるんですよ!
左端のピンクのが、普通のミシンのボビンです。
いかに畳用のが大きいかが、わかるでしょ!
その機械で縫った縫い目が、こちら。
普通のミシンと違うところは、針が斜めにスライドして、
畳の横から、裏に向かって縫われる点です。
畳の框(かまち)部分を縫う機械は、こちら。
大きなミシンのようです。
上糸は、こちら。
下糸は、やはりミシンと同様、ボビンに巻かれ、ボビンケースもあるんですよ!
左端のピンクのが、普通のミシンのボビンです。
いかに畳用のが大きいかが、わかるでしょ!
その機械で縫った縫い目が、こちら。
普通のミシンと違うところは、針が斜めにスライドして、
畳の横から、裏に向かって縫われる点です。
畳ができあがるまで その3 [タタミベンチ]
*** 畳ができあがるまで その3 ***
まずは、こちら。
この道具、「大曲(おおがね)定規」というそうです。
裁断した框側に一辺を当てて、正確な直角のラインを、長い辺側に引きます。
手前の赤い線が見えますか?
ひっくり返して、反対側にも直角のラインを引きます。
これは、畳床の裏側!
畳の表替えを頼むお客さんで、「畳床も裏返して!」と言う方がいるそうですが、
畳床には裏表があるため、ひっくり返すことはできないそうです。
まずは、こちら。
この道具、「大曲(おおがね)定規」というそうです。
裁断した框側に一辺を当てて、正確な直角のラインを、長い辺側に引きます。
手前の赤い線が見えますか?
ひっくり返して、反対側にも直角のラインを引きます。
これは、畳床の裏側!
畳の表替えを頼むお客さんで、「畳床も裏返して!」と言う方がいるそうですが、
畳床には裏表があるため、ひっくり返すことはできないそうです。