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「タタミベンチ」ができあがるまで その2 [タタミベンチ]

1/21(木)の作業の続きです。

買ってきた板に、ネジを取り付ける位置などの寸法を測って印を付けます。

そこで登場するのが、この道具!
01_21スコヤとケビキ.jpg
「ケビキ」と「スコヤ」です。
おやじの道具箱では、よく見かけていましたが、
ぱらぽんが使うのは初めての道具。
なので、ちょっと説明させていただきます。
(おなじみの方は、飛ばして読んでね!)

「ケビキ」は写真左の道具で、
棹(さお)というL型に曲がった刃物と定規板が付いていて、
印を付けたい寸法に合わせて、それらをスライドさせてネジで固定。
材料の側面に当てて引くと、刃先で印が付けられるもの。

「スコヤ」は写真右の道具で、
表裏に目盛が付いていて、L字型で正確な直角のガイドとなるもの。
語源は英語のsquareがなまったものだそう。

写真は、刃先を10mmになるよう、調整しているところ。

01_21ケビキ.jpg
材料の板に、ケビキをこのように当てて、
向こうから自分の方へスライドさせると、
板の端から10mmの正確なラインが引けるわけです。
このとき大事なのが、板からケビキを離さないようにスライドさせることで、
これがけっこう難しい。
木の目がまっすぐな時はいいのですが、
木目が曲がっているときは、その筋にはまってしまい、
ラインが曲がってしまいました。
筋に負けないでまっすぐ10mmのラインを引く。
でも強く引くと、深い傷になってしまうので、それも気を付けないとね。

まずは、ベンチの畳を乗せる部分の平板の印付け。
その図面はこちら。
ベンチ平板.png

ケビキで端から10mmの印を付けたら、
今度は152mm間隔で、ネジの位置を印します。
01_21ビス穴寸法2.jpg
こういうときは、152mm、152mm、152mmというように測るよりも、
152mm、304mm、454mmというように、累計にして印をした方が、
間違いが少なく、わかりやすく、速いそうです。

印を付けたら、ポンチという道具で、
ネジを取り付けるところに、小さな傷の目印を付けます。
01_21ポンチ1.jpg
ポンチを使っているところ。

01_21ポンチ2.jpg
ポンチでマークしたところ。

側面の板の図面はこちら。
ベンチ側板.png

それを支える部分の図面は、こちら。
ベンチ側板保持.png

ベンチの長さが長いので、何人かが座っても真ん中で沈み込まないように、
中板の支えも入れることに。

その図面は、こちら。
ベンチ中板.png

ベンチ中板保持.png

01_21支持棒寸法.jpg
その支えになる棒にも、印を付けて…、

01_21支持棒ポンチ.jpg
ポンチでマークします。

今回は図面ばかりになっちゃいました。
図面をクッリクすると、別枠で大きくなります。
それをプリントアウトすることができます。
A4の用紙を用意して、プリンターの設定を用紙サイズに合わせれば、
A4サイズでプリントされます。

この続きは、「『タタミベンチ』ができあがるまで その3」で!
次回は、下穴開けに挑戦です!

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